大好きで大切だったきみへ
きみと出会ったのは、3歳の時、通っていた幼稚園が一緒だった。
一緒だったのは、幼稚園だけだったのに、20になる年まで交流があったね。20になる時は、お互い、学校とかつらくて、精神的にしんどかったと思う。だからこそ、ちゃんと言葉を選んで相手のことを考えた上で、発しないといけなかった。それをおこたったのは私で、100私が悪い。今でもそう思う。
きみはいつでもかわいくて、話しても面白くて。でもきみには異性の好きな人がいて、その相談をよく聞いていて。幼なじみとして そばにいれるだけで良かったんだよ。その時は。会って話す時間が増えていたし、それだけでも楽しかった。きみに会えて、話せて、笑えて、大切にしてた時間だった。
ある日、きみは「好きな人が恋人になった」と連絡してきた。
心からではなかったけど、「おめでとう」と言った気がする。きみの前の恋人たちがどんな人なのかも知っていたから、今回は幸せになって、とも思った。きみに恋人ができて、会う機会も減った。でも良かった。たまに頼られるくらいでも、話せればそれで良かった。
でも、恋人が言ったからと「幼なじみといつまでもいるのは、変だと言われたから、もう会わない。連絡もたまにするから」ひどいなぁと思った。縁が切れるのは、自分からは嫌なのに、恋人が言ったからって、友達でいるのもダメなのか、とひどく落ち込んだ記憶があるよ。
それから、私はきみに とてもひどいことを言って、きみと縁を切った訳だけども。今はそれをひどく後悔している。ごめんね。縁を切らせるようなことを言って、縁を切らせてごめん。きみに全部させてごめん。本当にごめんね。
今きみはどんな人と一緒にいるの?幸せでいられている?周りの人はきみを大切にしてくれてる?大丈夫?泣いたりしてない?話を聞いてくれる人はみつかった?私がいなくても幸せに笑えていますか?
泣かせたのは私だけど、縁を切らせたのも私だけど。
悲しくて泣いていないと良いな。笑ってくれてたらいいな。
きみのことが大好きで大切で、でも大切にできなかった 最低な幼なじみより