手紙を書くときの心得(こころえ)
相手を想って書きましょう
手紙は一方的に送り付ける物ではありません。
送った手紙の先には、読む相手がいます。自分のことばかり考えずに、相手のことを想って手紙の内容を考えましょう。自己満足な手紙になっていないか確認するのが大切です。
同じ手紙をみんなに送らない
相手のことを想っていれば、同じ手紙をみんなに送ろうとしないはずです。
手紙はたくさん出せばいいわけではありません。同じ手紙を大量にばら撒くような行為は、受け取った相手に迷惑なのでやめましょう。
相手を想って書いた手紙は、必ず他の人と内容が変わってくるはずです。
綺麗ではなく丁寧に書く
手紙の文字は丁寧に書きましょう。
「綺麗な字」と「丁寧な字」は違います。綺麗に書けないからといって、適当に書いていい理由にはなりません。ゆっくりと丁寧に書くようにしましょう。
たとえ、綺麗に文字が書けなくても、丁寧に書いた文字は相手に伝わります。
相手に何かを求めない
相手に返信を求めたり、相手に条件を付けるのはやめましょう。
文通は思いやりが大切です。返信をすることは義務ではありません。お互いに適切な距離を保ち、お互いを尊重して手紙を書くようにしましょう。